組織の力 
組織が力を発揮するには、組織の共通目的をもとに、メンバー各々が貢献意欲をもって、メンバー間でコミュニケーションをとりながら、目的の達成のために活動することが必要です。
そこには、個々人のモチベーションが大きく影響しています。
組織の力を掛け算にするためには、個々人やチームのモチベーションがその原動力となるのです。いくら個々の能力が優れていようともチームを構成する一人一人のモチベーションが高く維持されなければ思うような成果が表れません。
このモチベーションの維持に欠かせないものが、「心理的報酬」です。
自律型人材が育つ組織とは? 
「言われたことしかやらない」
「自ら考えて行動しようとしない」
「一つのことを教えたらそれしかできない(応用できない)」
逆に
「それくらい自分で考えろ!いつまでも人に頼るな!と言われても、何をどう考えたらいいのかわからない」
「わからなかったら勝手にやらないで相談して!って言われるけど、いつも忙しそうで質問する隙がない」
「いつも方法を教わっているけれど、それを何のためにしているのかわからない」
こんな声も耳にします。
内定者や新卒社員のみならず、中途入社の社員に対しても、「言われたことだけするのではなく、自ら考えて行動してほしい」といった要望をよく伺います。
確かに、言われないと動けない人が増えているのかもしれません。しかし、一方で、その目的を教えることなく、作業方法だけを断片的に指示をしていて、「言われたことしかできない」というレッテルをはっていることも少なくありません。
研修効果を定着化させ、組織の成果につなげていく「OJTの仕組みづくり」が重要な鍵を握っています。
研修の特徴 
真の教育効果である、実施後の「行動変化」を実現します!
人は自ら『気づき』を得ることで、行動が変わります。体験学習(ラボラトリートレーニング)を用い、受講後に継続して、自ら考え、問題を把握し、解決できる自律型社員を育てます。個人の役割を認識させ、「行動変革」、「職場での実践と成果」を目的とした研修を実施します。
研修メニュー 
OJTトレーナー研修 
「増員すれば何とかなるんじゃないか」と上司や採用担当者が気を利かして増員してくれたけど、現場ではあまりに忙しくて、OJTをやっている時間がろくに取れない。
「もう少し暇なときに入ってくれれば、まともに研修ができたはずなのに・・・かわいそうなことをしちゃったな」と思いつつも、目先の仕事をこなさなければいけないので、どうにもならないことがある。
→OJTトレーナーとして、忙しい最中でも最低限伝えるべきことを伝えられる仕組みを作ることが重要です。OJTトレーナーとしての役割を果たすために必要な知識・スキルを習得することと、自分の関り方が相手にどのような影響を与えるかを考え、育成担当者としての役割理解を深めることの2点を中心に構成されています。
新入社員研修 
新入社員は数名で、年によって募集したりしなかったり。まとまった人数がいないため、取り立てて新入社員研修を実施していないのが現状。最低限のマナーや仕事の進め方は教えておきたいところだが時間がなかなか取れない。
→研修では、学生から社会人になるための意識改革を行うとともに現場で仕事をする上で必要な”マナー”(名刺交換・来客訪問・電話応対)や、”仕事の進め方” (報告・連絡・相談、PDCAサイクル)を徹底して鍛えます。配属後の社内でのOJTに自律的に取り組む姿勢をつくります。
新入社員フォローアップ研修 
秋口になり仕事に慣れてきた新入社員を対象に、仕事や組織にも慣れてきたころのふり返りをお勧めします。入社から今まで出来ていることまだ出来ていないことを立ち止まって考え、新入社員研修で学んだことを実践できいるかどうかを意識化させます。社内外でのコミュニケーションの取り方や周囲との自律的な関わり方をメインに学びます。
実施時期としては、入社半年後、1年後、2年後、3年後までの節目の時が有効です。
リーダーシップ研修 
自分の仕事にビジョンを浸透させたい。疲弊感を払しょくし個々にリーダーシップを発揮してほしい
→リーダーシップというと力強く集団を引っ張っていく個人の資質や能力といったイメージをお持ちの方もおられますが、本来、誰もが発揮できうるものです。
組織やチームの目標を達成するために、個人あるいは集団をあるべき方向に向かわせるための影響力の行使であり、自身のリーダーシップの特徴を知ることで、心がけと訓練により身に着けることができる能力です。
「働く全ての人」がその役割に応じたリーダーシップを発揮していくことにより、組織はより強く、より活発になっていきます。
メンタルヘルス研修 
ラインケア研修(管理職のストレスマネジメント)
セルフケ研修(ストレスへの気づきとストレス対処法等)
トップマネジメント研修(組織のメンタルヘルス体制づくり、職場における具体的な進め方等)
カスタマイズ研修 
貴社の組織内で起こっている課題を抽出するところから始まり、それを解決するために、「いつ」「どの階層や部署」に「どのようなやり方」で「どのくらいの期間」行うことが最適なのかをお伺いした上でプログラムを設計し、貴社と“共に”課題を解決していきます。
他にもこのようなお声をいただたいています 
計画的な階層別研修が社内にない 
業務が俗人化し、業績アップを一部の優秀な社員に依存している。一部の社員を研修に参加させたが、すぐに元に戻ってしまった。
→階層別研修の目的は、階層ごとに期待される役割を自覚することとその役割遂行に必要なスキルを習得することにあります。役割とスキルを明確にした、新入社員から管理職までの段階的な教育計画の体系化を実現しましょう。仕事が標準化、単純化、均等化できるような能力開発の機会をつくり実力養成しましょう。
社員の意識がバラバラ 
社員たちがまったく組織目標を理解できず、バラバラな活動をしており、組織そのものに元気がない。社員が一丸となって目標を達成してほしい。
→目的を共有することの重要性を体感することから始めます。経営トップ層の方針や目標を各階層の役割に応じた目標と課題、更に個人の目標と課題にブレークダウンしてその実行計画を明らかにしましょう。「組織目標の連鎖」「個人の目標・課題・達成方法」の明文化を図り組織目標に対する理解と実行を確実なものにしましょう。
人事評価との結びつき 
次世代社員・中途社員に貴社独自のスキル・強みを効率良く伝達するツールとしても、トレーニング・OJTは欠かせないものです。時には部下育成に責任を持たせ、業績評価に「育成評価制度」を盛り込む必要があります。
この時注意すべきことがあります。マネジャーが、直接、部下の面倒を見ることが評価基準となってはいけません。「部下が育つ人間関係を、職場にセッティングし、ファシリテートする役割」をいかに担えたかを評価しましょう。
研修実施までの流れ 
1)お問い合わせ
お気軽にご連絡、ご相談ください。
お電話でのお問い合わせも受け付けております。
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2)事前ヒアリング
目的、内容、教育効果、進め方、日程、対象者、ご予算などのご要望を確認させていただきます。貴社の現状と目標・課題を正確に把握する為に、事前に充分なヒアリングを行います。具体的に何がどのような状態になれば良いのか、研修受講後の成果イメージを共有します。
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3)研修企画・立案
貴社からお伺いしたニーズや組織風土、研修対象者に合わせた、研修プログラムを企画、立案いたします。
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4)企画内容の調整
必要に応じて企画を再構築し、よりフィットした研修プログラムに仕上げていきます。
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5)研修実施の打合せ
タイムスケジュール、事前課題の有無、研修会場、準備物の確認及びテキスト原稿の送付。
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6)研修実施
単に知識を習得する(知る・わかる)のではなく、実習を通して体験とそのふりかえりから学び、すぐに実践できる行動様式を身につける(出来る・出来ている)ことを目的とした「参加型のプログラム」です。
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7)フォローアップ
講師所感の提出、今後に向けてのご提案
料金 
カスタマイズ研修での概算料金表です。
詳しくはお見積もりいたしますのでお気軽にお問合わせください。
対象人数 | 半日(3時間) | 1日(6時間) |
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15名未満 | 10~15万円 | 18~25万円 |
15名~30名 | 15~20万円 | 20~30万円 |
プログラム料、打合せ料、テキスト原稿代込。
テキストの印刷が必要な場合は、@1,000円。
*プログラム内容、対象人数、回数によってお見積り額を算出いたします。少人数割引、トライアル価格などのお得な料金プランもございます。